マイカーを担保に融資を受ける仕組みの金融業者だ。中には『ローン中の車でもOK!』など心強い宣伝文句を掲げてる業者もある。
さてこれはどんな物で何者なのか…
業者によって微妙にシステムが違ってたりもするが一般的なケースはこうだ。
まずは電話で問い合わせる。
当然通常のサラ金と同じような審査をするが、マイカーの情報も聞かれる。
車種や年式、ローンの残債や所有者の名義などが審査項目だ。
通常車の所有権が本人の場合は問題なく融資してもらえる。もちろん申し込む際車を持参する。
ここからが大変。
車の名義をこの業者に書き換えられる。そして融資額から手数料を1割ほど引かれた金額を渡されてそれについて法外な利息らしきものがついてくる。
返済できないとそのまま車は没収だ。
いったいどんな仕組みかというと…
要するに、車は業者に買い取られてしまう。その代金を受け取る形になる。
そしてその車は業者からレンタルされていることになってしまう。
月々の支払いはこの車のレンタル料ということなる。
もし名義を元に戻したい場合は再度業者から買い戻さないといけない。毎月の支払いだけを払っていても車は永久に取り返せない。
たいてい期限が設けられていて半年か1年以内に買い戻さないと車は取り上げられてしまう。
審査の時の自宅周辺の地図にガレージの位置などを書かされていてさらに合鍵まで作らされて車検証と一緒に預かられるのでどうしようもない。
多重債務で苦しんでいると最終手段で車を担保にしようと電話で問い合わせるとうまく言われてのこのこ車持参で行ってしまう。
システムを聞いて愕然とするが、その時はたいていもう時間がない。その日のうちに金策しないとえらいことになってしまう。
という事で背に腹は変えられないので泣く泣く名義を書き換える道を選んでしまう。
この業者は払えなくなったら車を没収して終わりなので長らく取り立てに苦しむ事はないが、車を騙し取られたような被害者意識が強く残る。
逆にうまく使えばわざわざ査定を受けて車を売却するのが面倒な場合、この業者を尋ねて融資みたいなことをしてもらえばいい。そのまま月々の支払いを払わなければ勝手に車を持って行ってもらえる。
名義が書き換えられてから駐車違反を20回ほどやっておけばさらに楽しい。
よく変な中古車のブローカーみたいな人が怪しい中古車を売っているが出所はこんなところだったりする。
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