多重債務者の心得

2011年11月04日

3分でわかる債務整理(過払い請求)手続きの選び方進め方

3分でわかる債務整理(過払い請求)手続き

貸金業法の改訂以降(と言うかその前後の時期)に微妙に扱いが変わってきたルールなどがある。
なるだけ簡素にまとめるとこんな感じかと…
多重債務者の皆さんが迷いそうな部分をなるだけ簡単に挙げておく。

【過払い請求してもブラックにならない】
2010年4月19日から過払い請求をしてもブラックにはならなくなった。
またその時点で登録されている任意整理(過払い請求)によるブラックもさかのぼって削除されることになった。
※注意
滞納などによるブラックが記録されてしまっている場合は消えないので要ご確認。

【総量規制を1分で解説すると】
債務の合計が年収の1/3を超える借金はできない。
しかし、以下の借金はOK。
・自動車ローン
・住宅ローン
・高額医療費支払いのための貸付
・利用者が有利になる借り換えローン
・銀行からの貸付
※他にもいくつかあるが、一般的な生活の範囲内ならこの程度知っておくと大丈夫だろう。

【弁護士と司法書士・選び方】
決定的な違い
⇒司法書士は一定の債務総額の範囲内でかつ、簡易裁判所での訴訟代理件しかもたない

◆自己破産
・弁護士 …○(全てを任せて大丈夫)
・司法書士…×(書類の作成のみ(※注1))

◆民事再生(個人再生)
・弁護士 …○(全てを任せて大丈夫)
・司法書士…×(書類の作成のみ(※注1))

◆過払い請求(任意整理)
・弁護士 …○
・司法書士…○(※注2)

◆特定調停
簡易裁判所にて自分でやることを推奨
・弁護士 …○
・司法書士…○

※注1)自己破産、民事再生の場合は司法書士に書類を作ってもらって債務者が手続きに出向かないといけない。その分費用は安い。
※注2)任意整理は裁判所を通さずに直接債権者との交渉になるため、強固な債権者がいた場合交渉がこじれ地方裁判所に交渉を委ねることになってしまうと司法書士は手を出せなくなる。

どうみても司法書士の方が不利なのだが、なぜか司法書士が大人気。
その理由はコチラ⇒稼げなかった弁護士

【借り換え・おまとめローン】
これは多重債務者でなくても知恵は頭に入れておくべき。
自動車などを購入時、金利が高い時代に長期ローンを組んだなら、その1件だけでも銀行のおまとめローンで借り換えてしまえばかなり大きな節約になる。
貸金業法の改定後、銀行ローンが以前にくらべてぐんと利用しやすくなった。
これは予想していなかったが、サラ金が衰退して銀行が成長すると言うローンの本来あるべき姿だと思う。
昔ほど銀行ローンの敷居は高くないので一度チャレンジされたし。
・参考
おまとめローンガイド
おまとめローンナビ

【消滅時効の手続き】
思ったより簡単なのでご自分でされることを推奨。
借金帳消し★消滅時効ガイド>>債務整理情報&おまとめ・借り換え情報
【任意整理・過払い請求【最新】の最新記事】

    
     

posted by 滞納次郎 at 15:19 | Comment(0) | TrackBack(1) | 任意整理・過払い請求【最新】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月31日

稼げなかった弁護士のヒガミ

昨年の暮れに大阪の有名司法書士事務所が非弁活動で書類送検を食らった。
同年春に「大阪弁護士会」が府警に刑事告発していたものだ。

容疑の内容は、資格がない事務員が、事務所所属の司法書士の名義を使って任意整理手続きを代行し、報酬を受け取った疑いがあるというもの。

この事件の注目すべき点は、この司法書士事務所の顧客が何かのトラブルに巻き込まれたわけでもなく、顧客からの訴えでもない点。

結末は2011年春、案の定この件は嫌疑不十分で不起訴となった。
弁護士会が告発してるのに嫌疑不十分とはこれまた不細工な話だ。

弁護士会の言い分は「無資格の事務員が過払い事務をしていた」ってことだが、自分達はどうだ。

弁護士の中には助手や事務員に仕事させて怠けてたり、依頼者を見下した態度で接する先生方も多い。
稀な例だが過払い金をほとんど報酬にしてしまって懲戒処分受けた弁護士もいる。

これでは弁護士に仕事は回ってこない。それどころか優秀な司法書士はどんどんクライアントを獲得している。

弁護士の先生方は多重債務者からの依頼をクズのような案件だと思ってらっしゃるのだろうか。

債務整理を依頼するにも依頼者として扱われるか、お客様として扱われるかを考えると知らない弁護士事務所の敷居をまたぐには相当の勇気がいる。

この告発はあきらかに正義感からの告発ではなく、仕事が減ったヒガミとしか見えない。
(もともと仕事があったわけでもないだろうが…)
しかも不起訴。

ふんぞり返った先生方は今後も能力が高い司法書士の一歩も二歩も後ろを歩かされるに違いない。

※その能力の高い司法書士事務所
アヴァンス法務事務所

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posted by 滞納次郎 at 04:12 | Comment(0) | TrackBack(1) | 任意整理・過払い請求【最新】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月15日

貸金業法改定から1年で見えてきた事

賛否両論あるなかで施行された貸金業法の改定から1年。
あれだけ話題にされて批判の声も多数上がるなか1年はあっという間に経過してしまった。

今思えば多少の不便はあるかもしれないが、各金融機関の企業努力や多重債務者の必死の頑張りで落ち着くところへ落ち着きつつあるように感じる。

多くの混乱が予想されたが、現状を見渡すと意外な状況ができあがりつつある。

この改定での1番の目玉であった『総量規制』は今まで消費者金融の影で苦汁の日々を送っていた銀行に光が当たった。

銀行ローンは総量規制の対象から外れたために、年収の3分の1以上でも借り入れができる。
そのため銀行各社はカードローンを金融商品のラインナップに加えているところが増えた。

しかも限度額がアホみたいにでかい!
さすが銀行だ。

銀行ローンは年収の3分の1以上の借り入れでも何の制限も無く借りることができてしまう。
このため、銀行に行では収入さえあれば主婦でもカードローンが利用しやすくなるわけだ。

そして多重債務者にとっての朗報はおまとめや借り換え専用のローンが増えたこと。
おまとめローンが商品化されていない銀行でも窓口で相談すると借り換えの相談に乗ってくれるところも多い。

※他に借り入れがある消費者に対して、貸す側から借り換えを勧めることは禁じられているため、おまとめローンが金融商品として設定されてない銀行の場合は親切に提案はしてもらえない。よってそこは頑張って自分から相談に行くこと。

別記事でも過去に書いたが、銀行が多重債務者に対して融資をするなんてことは一昔前では考えられなかったことだ。
以前は消費者金融で複数の借り入れがある人を銀行では人間扱いなどしてくれなかった。

しかし今はどうだ♪

多重債務者も立派なお客様として扱ってもらえる。
銀行様も多重債務者たちと付き合いが増えたために銀行のカードローンも昔にくらべて敷居がぐんと下がったようだ。

いよいよ銀行が本領発揮できる時代がやってきた。
多重債務者の皆さんも一度は相談くらいしてみてはどうだろう。
これこそ本来の形ではないかと思う。

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■銀行ローンについて情報がない方は参考にどうぞ。
おまとめローンを6つの視点でピックアップ!
借り換え&おまとめローンガイド>>債務整理情報&おまとめ・借り換え情報
posted by 滞納次郎 at 02:14 | Comment(0) | TrackBack(1) | 貸金業法改定・施行関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月28日

ソフトヤミ金をどう扱う?

ソフトヤミ金なる裏業者が9/16に警視庁に摘発された。
今までのヤミ金同様、法外な金利で暴利をむさぼる悪徳裏業者として扱われてるのは言うまでもない。

私がこの摘発を知ったとき、少し強めの違和感を感じてしまった。

ここ1〜2年でノンバンク系の金融機関への締め付けがかなり厳しくなったのはもうご存知の事と思う。
ついには今年6月に貸金行法が改定されるまでに至ったわけだが、この加速的な世論の変化と金融機関への逆風の発端となったのは、上場企業のくせに暴力団まがいの取立てをしていた企業が営業停止をくらった事件。それが引き金となったことは言うまでもないと思う。

話をもどしてこのソフトヤミ金。取立てはソフトで金利だけが法定金利を大幅に超えていると言う物。
警察の調べでは「被害が増えつつある」と言うことなのだが、私から言わせるといったい何の被害なんでしょう?…となってしまう。

多重債務に陥ると、合法、非合法に関わらず、債務者は厳しい追い込みにやられて自殺したり、犯罪に手を染めたり、または夜逃げして世間の裏街道を歩むことになったりする。

前出の上場企業だったA社はもちろんお上のお墨付きの大企業だったが、取立てが完全に暴力団と変わりなかった。
政府の機関からの電話に対しても、暴言を吐いてると言う映像をニュース番組で見たときは笑った。ここに大きな問題があった。

確かにソフトヤミ金なる業者は違法で法外な利息をむさぼっているかもしれないが、借りた側から考えると、低金利の合法なサラ金でも取立てが暴力団まがいだとソフトヤミ金のほうが何倍もましだ。いや、取立てが厳しいなら全部ソフトヤミ金に借り替えたい衝動に駆られるだろう。

もちろんソフトヤミ金も明らかな違法で、取り締まるべきではあるが、取り締まる優先順位は低くて良い。

お上のお墨付きをもらい、合法な金利で貸付を行っておきながら取立てが暴力団まがいの貸金業者を最優先で取り締まるべきだと痛烈に感じる。
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posted by 滞納次郎 at 03:42 | Comment(0) | TrackBack(3) | 裏業者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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