多重債務者の心得

2009年12月07日

時効の中断について

■時効の中断とは…
債権者からの働きかけによって時効が中断してしまうケースがいくつかある。
時効のカウントが一時的に止まるケースと、完全にイチからカウントし直しになるケース。
これも堅苦しい文章ではややこしくてわからないので、私の言葉で解説すると、

1、承認
これは借金のを認めてしまう行為をするとまたそこから時効のカウントやり直しとなってしまう。
債権者が送りつけてくる和解の提案や、分割払いの提案に乗って書類に印を押したり、1円でも払い込んだりするとまたそこから5年のカウントとなってしまう。
筋金入りの多重債務者の皆さんはこんなミスは犯さないだろうとは思うが…

2、差し押さえ、仮差押え、仮処分
これをやられるともうどうしようもない。
給料の差押などされた日にゃあたまったもんじゃない。
しかし、サラ金は差押えなんかしてこない事をご存知のベテランの皆さんは気にしないことと思う。
※経営破綻の憂き目に会った某A社は法的手続きをかけ始めていると聞くので、該当する方はご注意を。

3、請求
訴訟による請求がなされたとき。
よく見かけるハガキや封書の請求ではなく被告人にされてしまう場合のことを言う。
裁判が行われる場合はどうしようもなく、裁判に出席しなくとも判決は出てしまう。裁判による判決が出ると、次に時効を成立させるにはそこから10年必要となってしまう。
また、時効成立までに内容証明郵便で返済の請求をされると一旦時効のカウントが半年間停止する。
この内容証明郵便が来たら必ず半年以内に訴訟を起こされると思って間違いない。

■要するにこういう事
もし時効を狙うなら債権者からの封書やハガキは全部シカト。返事を送ったり書類に署名したりすれば時効はまたそこからやりなおし。
法的措置を講じられたらあきらめる。
(図太い方はその法的措置からさらに5年や10年を頑張ると言う手もあるが…)

そして、自分が時効の中断とやらにひっかかってるかどうかわからない場合、これはもうダメもとで気合一発、時効の援用をやってしまおう。
ダメなら「だめだよ」と返事がくるだけのことなので。

最後に、時効の援用はたいてい内容証明郵便を送りつけて完了する。
図太い皆さんは気にしないと思うが、この内容証明郵便と言うものは相手に対して高圧的な態度で物を言う事になる。
いわば「ケンカを売る」のと同じような行為だと思っておくこと。
なので、場合によっては寝てる子を起こすようなことになる場合もあることを想定しておくことが大切だ。

気になる内容証明郵便の書き方はまた別記事で。(数日お待ちを)

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2009年12月06日

内容証明郵便の書き方/出し方

◆内容証明郵便の書き方
⇒用紙
好きな紙でOK!サイズも自由。

⇒書式
1行20文字以内、1枚26行以内。句読点やカッコは1文字扱い。
単位記号は1個1文字。kg、cmなどはそれぞれこれで1文字。
パソコンで作る場合は句読点が最後にきた時、その行が21文字になってしまうので、念のため1行を19文字に設定しておくと良い。

⇒使える文字
平仮名、カタカナ、漢字、数字が使える。
英字は社名や商品名にのみ使える。

⇒訂正するとき
間違った箇所に二本線を引きそこの欄外に「何字削除、何字加入」と記して押印。

⇒差出人、受取人の記入
文章中に日付、差出人、受取人の住所、氏名を書く。
差出人の後ろに押印はしてもしなくてもよい。押印する場合は訂正印と同じものをする。

⇒同じ物を3通作る。
1通は相手、1通は郵便局の控え、1通は自分の控え。
コピーしてもPCでプリントアウトしても良い。

⇒封筒
これも普通のものでOK。差出人は裏に、受取人は表に住所、氏名を書く。
このとき本文中に書いたものと同じ住所、氏名を書く。

⇒郵便局へ
同じものが3通できたら全部封をしないで郵便局に持っていく。
どこの郵便局でも内容証明郵便が出せるわけではないので事前に調べること。

と言う事で時効の援用の文例。

         通知書

貴社より○○年○○月○○日付けで送付さ
れた金銭貸借請求に対して通告します。
請求の債務に対し私の最終弁済は5年以上
前であり、その期間に時効中断事由が見当
たりません。
したがって、貴社よりの請求については既に
時効が完成しておりますので本書面にて時効
の援用をいたします。
よって、今後は当方に請求を一切なさらない
ようにお願いします。
万一、時効の中断事由があればその詳細を
文書にてご回答くださるよう併せてお願い致
します。

平成**年**月**日

差出人 〒***-**** **県**市**町**-**
    逃切 太郎 印

受取人 〒***-**** **県**市**町**-**
株式会社 ▲▲▲▲▲
代表取締役 取立 一郎 殿 

ダウンロードはこちら⇒借金帳消し★消滅時効ガイド

筋金入りの多重債務者の皆さん。検討を祈る。

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総量規制後の新ルールと豆知識
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2007年09月08日

特定調停法は会社再生の特効薬

特定調停法は会社再生の特効薬
借金棒引き! 著者:松浦成利出版社:産調出版サイズ:単行本ページ数:159p発行年月:2001年09月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)特定調停法は日本経済再生の可能性を秘めた法律である。特に中小企業の経営者にとって救世主となり得るのはもちろんのこと、税理士や会計士にとっても大きなビジネスチャンスなのである。企業経営者から税理士、会計士、会社の経理担当者まで…現場の実務者必携の一冊。【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 ビッグチャンス到来!?今なぜ特定調停法なのか/第2章 過去にない事業と雇用を生かす特定調停法/第3章 債務者が特定調停法について知っておくべきポイント/第4章 裁判所に対する特定調停申立て/第5章 裁判所における実務?調停進行と債権者説得のポイント/第6章 特定調停法誕生のきっかけとなった原因と状況/第7章 特定調停法を会社改革に活用する【著者情報】(「BOOK」データベースより)松浦成利(マツウラシゲトシ)税理士・不良債権処理コンサルタント。昭和6年宮崎市生まれ。昭和33年中央大学商学部卒業。昭和35年税理士試験合格。昭和36年会計事務所開業。現在に至る。昭和42年話し方教室講師。現在に至る。東京税理士会研修部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。 ・本> 人文・地歴・哲学・社会> 法律> 法律
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2007年06月08日

自己破産のすすめ

自己破産のすすめ
大不況・大失業時代の借金整理法 著者:宇都宮健児出版社:花伝社/共栄書房サイズ:単行本ページ数:208p発行年月:1998年08月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)日本の“高利貸資本主義”徹底批判!ドイツにはサラ金は存在しない。サラ金の異常な高金利の規制が緊急に必要だ。自己破産が増えれば、景気はよくなる。消費者のための破産法改正が必要だ。大不況・大失業時代の借金整理法。【目次】(「BOOK」データベースより)1 深刻化する多重債務問題/2 整理屋・紹介屋提携弁護士の実態/3 裁判所の監視が必要だ/4 多重債務者の借金整理法/5 消費者のための破産法改正が求められている/6 わが国の消費者信用業界の問題点/7 多重債務問題に対する総合的対策の必要性/8 自己破産のすすめこの商品の関連ジャンルです。 ・本> 人文・地歴・哲学・社会> 法律> 法律
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